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運動不足による腰痛は正しいウォーキングで解消

更新日:2021年6月11日

腰痛の原因のひとつと言われているのが運動不足です。なぜ、運動不足になると腰痛が引き起こされるのでしょうか。その理由と対策を解説します。


しつこい腰の痛みに悩まされていませんか。腰痛を引き起こすと言われているのが運動不足です。両者にはどのような関係があるのでしょうか。腰痛と運動不足の関係を明らかにするとともにおすすめの対策を紹介します。腰の痛みに悩まされている方は参考にしてください。



【運動不足が腰痛を引き起こす原因】

腰痛の原因はさまざまですが、運動不足もそのひとつになりうると考えられています。運動不足になるとなぜ腰痛が引き起こされるのでしょうか。


■筋力の低下で腰椎にかかる負担が増える

何かしらの理由で運動不足が続くと、腰周辺の大腰筋・大殿筋・中殿筋など(背筋)が衰えます。すると、腰椎に大きな負担がかかるので、腰痛が引き起こされるのです。また、運動不足は背骨を支える腹筋の低下も引き起こします。腹筋が低下すると正しい姿勢を保ちづらくなるので、腰椎にかかる負担は増してしまいます。これによっても腰痛は引き起こされるのです。


■背筋と腹筋の関係

運動不足により背筋と腹筋が衰えることにより腰痛は引き起こされます。ここで注意したいのが背筋と腹筋の関係です。両者は対の関係にあるので、どちらかが衰えるともう一方も衰えます。つまり、背筋と腹筋のいずれかが衰えると、腰痛が起こりやすくなるのです。一般的に、背筋よりも腹筋の方が衰えやすいと言われています。以前に比べてお腹が出てきたと感じている方は、注意が必要かもしれません。


※腰痛の原因は運動不足以外にもあります。詳しい原因を知りたい方は医療機関で相談してください。



【ウォーキングで運動不足を解消しよう!】

腰痛の原因が運動不足と考えられる方は、無理をしない程度に運動に取り組むと良いでしょう。オススメの運動として挙げられるのがウォーキングです。なぜ、ウォーキングがおすすめなのでしょうか。


■背筋と腹筋を効率よく鍛えられる

腰痛対策にウォーキングを勧められる理由は、背筋と腹筋を効率よく鍛えられるから。腰痛の原因になる筋力の衰えを改善できるのでおすすめなのです。誰でも手軽に取り組める点も見逃せません。特別な用意を必要としないので、今日からでも始められます。ただし、ただ歩けば良いというわけではありません。ウォーキングは正しい姿勢で行なうことが重要です。


■腰痛対策に取り組みたいウォーキング

ウォーキングで正しい姿勢が重要になる理由は、間違えた姿勢で歩いていると背筋や腹筋を適切に鍛えられないからです。例えば、猫背で歩いていると腹筋を上手く使えません。腰痛対策でウォーキングに取り組む方は次のポイントを意識しましょう。


・正しい姿勢をつくる

・腕の振りは自然に

・膝を伸ばす

・足の親指で地面を蹴る

・かかとから着地する


いずれも基本的なポイントですが、実践できている方は多くありません。正しい姿勢の作り方は次の通りです。


・つむじからかかとを直線で結ぶように真っすぐ立つ。

・肩の力を抜く

・下腹部と大殿筋に力を入れる。


以上の姿勢をつくってから、歩き始めると良いでしょう。



【運動不足を解消して腰痛も解消】

運動不足が続いて背筋と腹筋が低下すると、腰痛が引き起こされる恐れがあります。腰椎に負担がかかってしまうからです。気になる点がある方は、背筋と腹筋をバランスよく鍛えると良いでしょう。おすすめの運動として挙げられるのがウォーキングです。ポイントは、正しい姿勢を意識して取り組むこと。また、頑張り過ぎにも注意が必要です。腰の状態や体力と相談しながら、少しずつウォーキングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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