ホットヨガといえば、高温多湿の環境で行うという特徴もあり、一般的な運動に比べるとかなり消費カロリーが多いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、具体的にどれくらいの運動量になるのかまとめました。ダイエット目的で通いたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
ホットヨガのカロリー消費の目安は?
一口にヨガといってもレッスンによって内容も変わりますし、その人の年齢や体重によってもどれほどの消費カロリーになるのかが変わってきます。
1つの目安として一般的な常温のレッスンの場合、1時間でおよそ200キロ前後のカロリーを消費することが可能です。
これに対し、ホットヨガは1時間あたり300~400キロもの消費カロリーが期待できます。100以上も消費カロリーの違いがあるので、かなり大きいといえるのではないでしょうか。
効率的にカロリー消費をするためのコツ
効率的に消費カロリーを増やすためには、次のようなポイントがあります。
①身体を芯から温める
ホットヨガ自体が身体を温めるのに効果的な運動ではありますが、バームのように発汗をサポートするアイテムを取り入れてみたり、レッスンを始める前に白湯を飲んで身体を芯から温めるというのも非常に効果的な方法です。
ただ、汗が出やすくなるので体調管理に力を入れましょう。
②ポーズを意識する
レッスンに参加しても、適当にポーズを取っていては効率よく消費カロリーを増やすことはできません。お手本にならい、丁寧にポーズをとることを意識してみましょう。
締め付けの強い服などはポーズを取るのが難しくなるので、レッスン用のウェアを用意するのもおすすめです。
③適度な回数のレッスンを行う
2週間に1回や、1週間に1回程度では通う回数が少ないです。可能なら、週に2~3回程度レッスンを受けることを検討してみましょう。
レッスン後の食事には気を付ける
多くの方がやってしまいがちなミスが、レッスンの後に摂る食事に関することです。レッスン前に食べると気持ちが悪くなるからと食事を控えて、レッスン後にドカ食いしてしまう方がいます。
食事をする際に気を付けておきたいことをチェックしてみましょう。
①1時間以上時間を空けてから取る
1時間以上、できることなら2時間以上経ってから食事をするのがおすすめです。というのも、ホットヨガで身体を動かしたあとはデトックスされた状態になっており、吸収率が高まっています。
この時に食事を取り入れると、それだけ多くの栄養素を身体に取り込みすぎてしまう可能性があるのです。
②軽い食事を摂るように心がける
ホットヨガのポーズの中には内臓を刺激するものもたくさんあります。そのため、レッスン後は内臓も疲れている状態だということをよく頭に入れておきましょう。その時に脂っこいものや消化が悪いものを取り入れてしまうと、内臓に大きなストレスをかけることになってしまいます。
フルーツや野菜スープ、野菜サラダといった軽いもののほか、たんぱく質を補給する目的で豆腐やササミ、ヨーグルトなどを取り入れてみると良いですね。
③空腹をごまかすアイテムを使う
レッスンで身体動かすと、直後からかなりお腹が空いてしまうという方もいます。
だからといってたくさん食べてしまっては、せっかく身体を動かした意味がありません。食べ過ぎてしまうのを防ぐためにカロリーのない炭酸水でお腹を膨らませたり、ガムを噛むなどして自制しましょう。
ホットヨガには魅力がたくさん
身体を動かすことによって消費カロリーが増やせるということだけでなく、気分をリフレッシュしたり、汗をかいてデトックスしたりなど、様々なうれしい働きがあります。
特に肥満気味の体型に悩んでいる方は、普段の生活の中で運動を取り入れていくことが大切です。ホットヨガは体力がない方や運動が苦手な方でも始めやすいので、取り入れてみてはどうでしょうか。