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体温上昇と食事の関係を解説!身体を温めるにはどうすれば良い?

更新日:2022年4月27日

あまり意識したことがない方が多いかもしれませんが、食事には体温を上昇させる効果があります。身体を動かすことで体温が上がるのは理解できますが、なぜ食事によって体温が上昇するのでしょうか?


理由はシンプルで、食べ物を消化したり分解したり、身体のなかでは内臓が動いているからです。食べ物の栄養素を吸収する胃や腸の働きによって、体温が上昇しているのです。


今回は体温上昇に関する疑問を、食事という観点から解説をしていきます。どうやって身体が温まるのか、体温上昇でどのような効果が期待できるのか、食事をする際のポイントなどについてご紹介していきます。


体温上昇と食事の関係とは

食事が体温上昇に繋がるのは、食品類に含まれている栄養素が体の中で分解したり、吸収したりする働きをする際に熱が作られるからです。


「食事誘発性熱産生」と呼ばれる現象であり、食後は安静にしていても代謝量が増えている状態になっています。


どれくらい体温上昇効果があるかは個人差が大きいのですが、特に朝は寝ている間に体が休んでいたことから体温が下がっている関係もあり、朝食後は昼食・夕食後に比べて体温が上がりやすいといえます。また、どの栄養素を取るのかによってもエネルギー消費量は変わるのですが、様々な栄養素を同時に取る一般的な食事の場合、エネルギーのうち、消化・吸収で消費されるのは10%ほどです。



体温上昇で期待できる効果と食事のポイント

体温上昇によってどのような効果が期待できるのか、おさえておきたい食事のポイントは何かについてご紹介しましょう。


期待できる効果

特に期待できる効果といえば、免疫力や代謝の向上です。体が温かくなると血流が良くなり、免疫機能に欠かせない白血球が体内をしっかりと巡るようになるため、免疫力が上昇するのです。


免疫力がアップするということは健康な体作りにもつながるので、健康のためにも身体を温めましょう。

また、代謝が良くなる効果も期待できます。代謝が良くなれば何もしていない時でも消費されるエネルギー量が増えるのが魅力です。


身体を温めるための食事の取り方

先述したように、朝は体温が低い時間帯なので、朝食は非常に重要です。朝にしっかりと栄養素を取り、熱を生み出しましょう。一日元気に過ごすためにも朝食は欠かせません。


また、バランス良く食べて様々な栄養素を摂ることを心がけましょう。

単品だけで食事を済ませるのではなく、様々なものを食べ、栄養バランスの整った食生活を送ることが大切です。

特に、体温上昇に欠かせない筋肉を作る働きがあるタンパク質が不足しないように注意しましょう。


体温上昇で健康な身体に!

身体が冷えていると様々な不調が発生しやすくなってしまうので、健康な体を目指している方は身体を温めていきましょう。今回ご紹介したように食事を取るだけでもポカポカしますが、バランス良く様々な栄養素を取り入れていくことが重要です。


何か食べたあとも体が冷えていると感じる方は、食事内容に問題がある可能性もあるので、普段の食生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。


また食事による体温上昇は大切ですが、食べすぎには注意が必要です。適度な運動も意識して、健康な身体を維持していきましょう。


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